サポーターの皆さま、こんにちは。事務局の窪田です。
公立中学校・高校の卒業式のシーズンを迎えた3月上旬、那覇市石嶺町にある石嶺児童園の「壮行会」に参列させて頂きました。
壮行会とは、学校で言うところの卒業式みたいな式典です。
児童園は施設ですから、お子さん達は18歳を過ぎるとその施設を出なくてはなりません。
施設を出て、これから就職・進学とそれぞれの道を歩んでいくお子さん達の前途を祝して送り出す会です。
1人ひとりのお子さんについて、それぞれ担当なさった先生が
施設に来た時からの様子をスライドショーで紹介していらっしゃいました。
施設に来た時からの様子をスライドショーで紹介していらっしゃいました。
中学高校と部活やその他の活動で頑張ってきた事、
施設の中で子ども達のリーダーとして慕われてきた事、
ある時期には自暴自棄になって道を見失っていた事、
夢を見つけ、その夢に向かって努力してきた事 などなど。
会場にいる参列者に向けての紹介であると同時にそのお子さんに向けてのエールでもあり、
別れの寂しさで声を詰まらせながら紹介なさる姿に、思わずこちらも目をうるうる。。
施設の中で、子ども達が集団で生活しているという形態以外は
家庭で育つ子どもと何ら変わらない姿がそこにはありました。
子どもはみんな同じように笑い、遊び、時にはぶつかり合い、道を失い、悩み、そして独り立ちしていく。
迎え入れる社会(大人)が、くもりガラスを通して物事を捉えることで彼らを潰してしまわないよう、
若者を「育てる(=待つ)」姿勢を社会全体で共有してほしい、そう思います。
若者を「育てる(=待つ)」姿勢を社会全体で共有してほしい、そう思います。
壮行会終了後には、お祝いの会の「激励会」が開催されました。
私はその時間帯は都合がつかず、仕事帰りに会場に直行することになっていた代表の糸数が参加させて頂きました。
→代表の糸数が報告予定でしたが、先にH24年度から新規に支援がスタートする学生さんの紹介をしたいと思います。
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